コロナワクチン・バイト

最近は、患者さんから「薬をのんでいてコロナ・ワクチンを打ってもいいですか？」とのい質問を受けることが多いです。打ち手になってみないと微妙なニュアンスは分からないので、最近は休診日にコロナ・ワクチンの打ち手の仕事に時々従事しています。

　仕事自体は、基本全員通す面接官みたいな仕事で、接種行為自体は順調なら問診から横に居る看護師さんの接種完了まで１～２分の流れ作業です。アナフィラキシー・ショックなどは万に一つなので、まず起きませんが、何か起きた時はそこは昔取った杵柄で何とかなりそうかと思って腹をくくってやっています。患者さんの受付・誘導など大変で案内役の方やコメディカルの方が何十人レベルで大勢関わられていました。また、ワクチンもモデルナなら１バイアル５人分なので、１日の終了近くではワクチンを残さない様に、来た方をなるべく断らない様にの倍数での線引き作業が大変神経を使う様でした。

　普段、クリニックで一所懸命メンタルの患者さんと接していますが、たまには外で他の仕事するのも刺激になり勉強になります。何より、自分でワクチン接種の副反応も経験して、打ち手の経験すると、自分の所の患者さんの最初の質問にも自信をもってお答えできます。

　ワクチン接種は集団免疫獲得に向けての国家的事業であり、私も微力ながら時間が許す限り協力したいと思っています。