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我が道を行く

大学の時に一緒に病院実習をした同級生が、来春から母校の国立大学の学長になることが決まった。大変な出世でおめでたいことである。我々世代も、同級生が学長になる年齢かと感慨深いものがあります。私の入学を認めてくれて卒業させてくれた恩ある母校のさらなる発展に尽力して欲しいと思っています。

 医者も勤務医で定年が段々近くなると、院長や副院長など管理職になる人やなりたい人や、定年前に辞めて最後の開業チャンスを狙う人など、人さまざまの動きがあります。

 管理職になると決済や経営など管理業務が増え、実際に患者さんと接する時間が減るので、私の場合勤務医を続け大病院で院長になることは最初から考えていませんでした。医者も色々なポジションがあり適材適所の仕事であります。私の場合はいつも直に患者さんと向き合う開業医の仕事が好きなので、これからも健康が続くかぎりフルスロットルで我が道を行きます。