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人生は戦いなり

愛知県美術館の常設展示にクリムトの「人生は戦いなり(黄金の騎士)」という作品がある。殆どいつも飾ってあるこの美術館を代表するお宝である。そのお宝もいつもあると特別展の後で、閉館まであまり時間がないので、普段何気なく見て直ぐに通り過ぎてしまうこと多い。

 鎧を身にまとって進む騎士の足元には髑髏や蛇がいて下手をすると足元を掬われることもある。人生を生きて行く上で味方ばかりではなく敵も少なからず現れて来るので用心せよとも受け取れる。その敵を打ち負かして行くには、クリムトの絵の時代では鎧や武器であったが、現代のストレス社会では鋼の様に強いメンタルが要ると思う。日々、困難にも負けないメンタルを磨いて行きたいと思う。

 名画は見た目が美しいだけだはなく、我々に色んなことを問いかけ思い起こさせ、時に励ましてくれます。