日々診察をしていると、患者さんの精神状態が顔の表情に出ることを強く感じる。特に目に感情がよく現れる。視診という言葉もあるが、問診などしなくても初診では大体の病名が分かり、再診の方でも一見でその日の調子が大体分かることが多いので「目は口ほどに物を言う」という言葉に強く同感します。最初はきつい目、憂鬱な目をしていた方が、治療で症状が良くなると柔和な目になります。あんまり、顔や目をまじまじと見ると患者さんを緊張させるので、当院ではあえて対面座席にはしていません。
私は患者さんがその日診察室に入って来られた時の直観を一番大事にしており、問診は直観を裏付ける作業とも考えています。
当院の玄関には、来院される方を迎え、温かく見守る目があります。☟
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