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散髪は散鬱?

 今日は朝から雨が降り鬱陶しい日でしたが、朝から散髪に行って来ました。1か月に1回、伸びすぎた余分な髪の毛を切る行為が私は好きである。髪は人にとって長い友であり、髪の字の中の三本の線は「気」を表すので、散髪は気持ちをリフレッシュするのにも役立ち散鬱効果もあると私は思います。

 当院の待合室にあるオーダー額「解鬱陶」にも、アートの力で患者さんの鬱を解くメッセージが込められています。鬱陶しい気持ちを解く」というのが3文字を合わせた意味です。

 額の右側に位置する字は「解」です。右の上にある「刀」が「角」のある「牛」の頭を割り裁いています。生き物を裁いて食べることが結局は人が生きて行く道(解決法)であるとの意味が「解」にはあります。

 額の左側の文字は上から「鬱」と「陶」です。見方によっては、「鬱」と「陶」の両文字の中には「人」がいる様に見えます。「鬱」の方は意外にも元気で躍動感のある3人がいて、「陶」には家の中でうなだれて元気のない2人がいます。「鬱」も次の元気につながるエネルギーを秘めた時期かもしれません。アートも解釈の仕方で面白いですね。