着替えは気変え

 あるお洒落な患者さんは毎回、来院時に違うお洋服で来られます。手持ちの服を組み合わせてコーディネートを楽しんだり、その時の気分で着るお洋服を変えるのだとか。

 よく考えると我々医者も白衣を着ることにより、普通の人間から医者に変身する面もあります。患者さんにもっともらしいことを言えるのも白衣のおかげかもしれません。

 憂鬱な気分を内面から変えることはそう簡単ではないので、まず外を変えることにより中を変える為にわざと衣服をガラッと変えてみるのも良いのではないでしょうか?

 私が良く行く市内の和食店に四季に応じてステンドグラスの行灯の2面のガラスを変えられる店があります。これは「季変え」ですね。この前行ったときは秋バージョンでした。尚、この行灯は当院特製です。