この度、新たに国道155号線沿いに設置した当院の電柱広告の近く(桃山町)に、旧陸軍の軍用鉄道の鉄橋の遺構があり興味が湧いたので取材に行って来ました。
反対側から見た光景☟
青空と鉄橋☟
上から見た鉄橋☟
軍用鉄道路線図☟
遺構の場所は上の地図の赤丸の部分に相当します。昔は春日井駅から軍用鉄道があり名古屋陸軍造兵廠鷹来製造所(現在の市の体育館や名城大農場、パナソニックエコシステムなどを含む広大な場所)とさらに先の同製造所西山分工場(現在の陸上自衛隊春日井駐屯地)つながっていました。現在の王子製紙の工場がある場所は鳥居松製造所があり主に九九式小銃を作っていました。鷹来製造所は九九式小銃弾を主に作っていました。両工場で作られた銃と弾は引き込み線から春日井駅に集められセットで中央線で全国へ運ばれて行きまし。春日井駅は軍事的な意味が大きい駅でした。
なぜ、この鉄橋部分だけが現在に残っているのかは分かりません。
殆どの人が知らずにその下を通り過ぎる春日井の貴重な歴史遺構です。
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