我が国の人プラセンタを扱う2メーカーの内、メルスモン製薬の「メルスモン」が1年間の出荷停止処分を受けました。婦人科で「更年期障害」の診断の下で保険診療で注射を受けていた人が、しばらくの間は注射が打てなくなるとのことで、慌てている人が多いとの情報が少しずつ入って来ております。今後1年間に限ると思われますが「メルスモン難民」の出現です。更年期障害の保険適応は無いですが「ラエンネック」も殆ど同じ効能なので自費で打てば慌てることはないと思います。
当院ではラエンネックの注射希望者が殆どですので影響はそれ程でもないですが、ラエンネックも影響を受けて入手量が少なくなって来ていますので、今まで通り注射希望にお応えできるかは今後の成り行き次第です。
この小さな騒ぎを通して、世の中には女性を中心にプラセンタ注射に頼っている人が少なからずおられることを再認識しました。
コメントをお書きください