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八事日赤同期会

 週末に、久しぶりの八事日赤研修医同期会に参加して来ました。20代の青い時代から60代のシルバー世代になっても皆んな変わらず元気でした。今では偉くなった同期もいますが、そこはフラットな関係でお互い「ちゃん付け」で話せるのは気楽で楽しい関係です。

 研修医の頃の私は要領が悪く、落ちこぼれがちでしたので、あの頃を思い出すと「あの時ああしておけば良かった!」などと後悔反省することが多く、ほろ苦く甘酸っぱい思い出ばかりです。

 当時は「鉄は熱い打ちに打て」「若い頃の苦労が大事だ」などと上から都合の良い事を言われて、救急外来にどんどんやって来る救急車に対応してほぼ夜間不眠不休で働いた後、翌朝から直ぐに日勤で連続して夜まで30数時間続けて働かされていました。労基局が厳しい今の時代では考えられない様なハードワークで鍛えられたからこそ、肝が据わって大抵の事には驚かなくなりました。それが一番の研修の成果だったかも。

 まだ駆け出しの青春研修医の頃に、一緒に修羅場をくぐった「戦友とも言える仲間」との付き合いをこれからも大事にして行きたいです。