私の大好きな言葉の一つである。進路となる科を選ぶ時に、当時皆が行く内科や外科でなく、皆があまり行かなかった精神科を選んだのもこの精神が一つの理由である。
9月の中旬は患者さんも少なく少し嫌なムードであり、停滞した流れを変える為に連休に夏でも涼しい別天地の上高地に久しぶりに行って来ました。河童橋あたりは人がとても多くざわざわして観光地化していましたが、ふと人が行かない道に分け入ると、そこは前を遮る物もない広い展望と共に、殆ど他に人がいない静寂な世界があり、普段は見ない様な珍しい花にも出会え、表題の言葉の意味を実感した次第です。
今は精神科にも人が多く流入する様になりメンタルクリニックも玉石混交の様相ですが、大通りから引っ込んだ当院の様な場所でも、わざわざ人が来て下さる様に地味でも綺麗な花を咲かせるつもりで日々頑張りたいと思いました。
トリカブトの花☟
バージニア・クレマティスの花☟
オヤマボクチの花☟
マユミの実☟
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